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ブログBLOG

秋の七草

ペリカン薬局野芥店

2020.10.14 UPDATE

こんにちは(^^♪ ペリカン薬局野芥店です。
新型コロナウィルスの不安の中、暑かった夏がやっと終わりを告げました。
朝・夕は涼しくなり、秋の訪れを実感しています。

草むらや庭先ではコオロギや鈴虫の「秋の声」が聞こえています。
我が家の向かいの空き地では、生えている木を覆うほどの勢いで茂った葛に花が咲いていました。
毎年、夏になると我が家のフェンスに届くくらいのツルを伸ばし、その都度切り落としていたのですが咲いた花を見て葛だったと気づいた次第です☺
葛といえば、秋の七草のひとつです。と、いうわけで。
本日は秋の七草のご紹介です。

秋の七草は万葉集から・・・
万葉集の中で山上憶良の歌に始まると言われる秋の七草は、萩・すすき・葛・撫子・女郎花・藤袴・桔梗の七つ。昔から馴染みの深い優しい花ばかりです。

秋の七草、実はお薬にも・・・
実は生薬(漢方薬の原料)として使われているものも多いんです!

萩→【草かんむり】に【秋】と書いて、その字からも秋を感じられる植物です。公園の植え込みなどでも見かけますよね!(^^)!
秋のお彼岸に欠かせない『おはぎ』の名の由来にもなっています。

すすき→お月見には欠かせないすすき。昔は藁葺屋根の材料として大切にされていました。万葉集では尾花という名で詠まれています。

葛→生薬名は葛根。根を乾燥させたものは漢方薬の葛根湯の原料です。当薬局でもお世話になっております。そうそう、葛の根のでんぷんは葛切りや葛餅にも使われています!!

撫子→『なでしこJAPAN』『大和なでしこ』など、日本女性の呼称にもなっている撫子。園芸種も多くカーネーションも仲間です。全草を乾燥させたものが瞿麦(クバク)、種子だけ集め乾燥させたものが瞿麦子(クバクシ)という生薬で、利尿作用があるそうです。

藤袴→残念ながら野生種は絶滅危惧種となってしまいましたが、可憐な花ですね。全草を陰干しにして乾燥させたものが生薬の蘭草(ランソウ)で、利尿などの作用があるそうです。

女郎花→独特なにおいと明るい黄色の女郎花の生薬名は敗醤根(はいしょうこん)、根と全草には解毒・鎮痛・利尿などの作用があり、昔は民間薬として腫物の治療に使われていたそうです。

桔梗→多くの武将の家紋にもなっている桔梗は生薬名も桔梗で、根を乾燥させ粉末にしたものは清肺湯などの漢方薬の原料のひとつになっています。藤袴と同じく野生種は絶滅危惧種に指定されているそうです。

秋の七草の覚え方・・・
なかなか覚えられない秋の七草。語呂合わせで覚えると良いよと子供が教えてくれました。
小さい頃にみたテレビ番組で紹介されていたそうです。
それは『お好きな服は』というもの。


お・・・おみなえし
す・・・すすき
き・・・ききょう
な・・・なでしこ
ふ・・・ふじばかま
く・・・くず
は・・・はぎ

なるほど!!これなら私にも覚えられるっ   かも・・・( ..)φ

意外に身近にある秋の七草。
夏の暑さで疲れた心と体のリセットに近所を探してみてはいかがでしょうか?
密を避けての散歩もよし。ネットサーフィン🏄で花について調べるのもまた楽しいですよ。